チタンについて

チタンの重さや性能、特性及び用途を解説

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このサイトでは主に、装飾を中心とした、意匠チタンをご紹介しておりますが、そもそもチタンとは何かについてご紹介します。

チタンはその強度、軽さ、そして耐食性等の特性から、多くの産業で大きな役割を果たしています。

一般的な鉄鋼材料やアルミと比較して、チタンの比重は4.5 g/cm³で軽量であり、その強度は非常に高いです。

特に、高温環境での強度や耐食性が優れているため、航空宇宙産業や自動車産業のエンジン部品製造において重宝されています。

 

チタンの耐食性

チタンは海水や塩水に対する耐性が高く、腐食による劣化が少ないです。これにより、海洋産業や化学産業での活用範囲も広がっています。

また、構造体が大きな力にさらされる状況での使用にも適しているため建築業や航空宇宙産業でも利用されています。

 

チタンの比強度

チタンの比強度、すなわち材料の強度をその密度で割った値も非常に高く、高温度で最高値を示します。これは同じ重さでより強い材料となるため、チタンは多くの産業で利用されています。

 

チタンの加工について

一方で、チタンはその強度と硬さから、加工が難しく、特に溶接は特殊な技術を必要とします。さらに、高温での加工が必要となるため、加工コストが高くなります。
特に、合金チタンは切削加工が難しい分野で、板金加工においてはステンレス鋼とほぼ同等です。

 

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チタンの日常生活への影響

チタンの独特な特性は、私たちの日常生活にも影響を与えています。例えば、非磁性であることから電子機器や精密機器に、耐腐食性は海洋開発や海洋環境での使用に、そして生体適合性を活かし医療分野での使用まで至り、チタンはさまざまな場所で使われています。

また、元素記号「Ti」で表されるチタンは銀灰色の金属元素で、1790年にイギリスで初めて発見されました。その後、1910年に金属チタンとしての誕生を迎え、1946年には実用化され、現在、その利用範囲は広範に及びます。

 

チタンの特性とその利用

チタンは全ての特性が優れている中で、特に強度と軽さは、航空機・自動車・建築の製造において重要であるため、重宝されています。

また、チタンは海水や塩水にさらされても錆びません。これはチタンが酸素と反応して表面に酸化膜を形成する性質によるものです。この耐腐食性は、海洋開発や化学産業、長期耐久性建築物での使用において大きな利点となります。

 

チタンの弱点

一方で、強度と硬さからくる加工の難しさ、そして加工時の高温への対応がチタンの弱点ともなっています。特殊な工具や技術が必要であること、高温になると酸素や窒素と反応しやすくなることから、溶接などの作業は特別な環境下で行う必要があります。

 

チタンの用途

チタンの用途は非常に広範で、航空機や自動車の部品から、医療用具、ジュエリー、スポーツ用品まで、多様な製品に使用されています。

医療分野では、チタンの生体適合性が評価され、人工関節や歯科インプラントなどに広く利用されています。

 

まとめ

これらがチタンの特性とその用途についての概要です。

その強度、軽さ、耐食性といった特性により、チタンは私たちの日常生活のあらゆる面で活躍しています。また、建築内外装分野の用途でもチタンの活躍は大きいです。

 

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