etc

メタルアートワーク始めました

投稿日:

メタルアートワークとは

エントランス壁面や店舗壁面装飾、オフィスの壁面、商業施設通路壁面装飾など、様々な場所にアクセントやその施設のポリシーの様なアートワークが飾られています。
主流なのは、絵画や写真が多いと思います。
私達は金属を用いてこれらの用途に適したアートワークの展開を始めました。

このアートワーク作品は博多献上柄の縦縞と背面の湾曲で表現し、建築家が当初設計した時のイメージを写しこんでいます。 また、この設計に携わっていたファブリケーター故人の方の思いを同時に込めています。
金属で作られるアートワークは金属色であるがゆえにどのような空間にも馴染みます。
込められた思いを感じる事が出来るかどうかは見た方の感性次第ですが、それ故に、他の色合いがつかない中立性があるアートワークとなります。

日本の文化を金属へ刻んで永遠に紡ぐ

中立な金属アートワークですが、日本の文化を携えたアートワークとするために書へ日本の文化を込めて金属で表現する事をはじめました。
きっかけは、太宰府市の令和記念プロジェクトで、大伴旅人が詠んだ【梅花の宴】万葉集の歌を金属モニュメントに刻み込み、1300年雄未来まで日本の文化を伝えようというプロジェクトです。

太宰府 時の旅人プロジェクトhttp://www.city.dazaifu.lg.jp/material/files/group/1/2019_12_979_01-34_s.pdf

この事業をきっかけとして、あらためて日本の文字、漢字やひらがな、思い等を込めた書を金属アートパネルで表現しようと思いました。
丁度、このモニュメント事業で開発した技術をアートワーク表現に展開できました。

書道家とのコラボレーション

書に文化を込めて金属で表現する。
太宰府市の書道家 翠舟 様にお願いしました。
はるか昔に中国より伝わった漢字。
その漢字の原型の様な甲骨文字。
その文字で日本文化を込めて表現してもらいました。

書道家 翠舟 紹介

書道家 翆州 ーSuishuー

昭和21年5月21日生(青森県)
青山杉雨の金文作品に強烈な光を感じ、憧れを頂くようになる。金文作品が「国民文化祭とびうめ国文祭」文部科学大臣賞を受賞し、県展、九州展、中央展などで活躍している。近年ではもっと身近に楽しめる書や墨の香を求めて、自作俳句や墨絵など絡ませた総合的な表現を目指している。更には白と黒の世界から飛び出し金属の質感までも取り入れるよう挑戦している。

 

 

書道家 翠舟 金属アート作品カタログを作成しました。

これまで、作品として限られた間で提供していたアート作品ですが、この度、広く日本文化を伝えるためにカタログ化いたしました。現在は受注生産です。
近いうちに、アートワーク専用のサイトを用意しますがそれまではカタログでご紹介します。

カスタマイズ、オリジナルアートワーク承ります。

ご希望のサイズ、ご希望の仕上げ、御自分の書やイラスト 等 自由にカスタマイズ、オリジナル、フルオーダー 承っております。
空間に合わせたアートワークを是非、ご検討ください。

最後に

金属素材感を活かしたアートワーク。書と金属で表現する日本文化。

これから様々な方面、例えばイラストレーター様や作家様とコラボレーションして、金属のアート面の作品展開を行って参ります。
ビルの内外壁、天井、床、屋根と金属は身近に存在します。
金属の本質的な質感や輝きをアートと融合してご提供していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。