【ミステリアスミラー® Ripples】オフィスの天井を見上げたとき、思わず足が止まる。
- ライティング効果
- ステンレス
- ミラー
- 板

オフィスの天井を見上げたとき、思わず足が止まる。そんな体験をつくる空間が、大阪・淀屋橋に誕生しました。
プラス株式会社様が2026年8月27日に開設した「PLUS DESIGN CROSS 大阪(プラスデザインクロス大阪)」。その天井装飾に、MAKO®のミステリアスミラー® Ripples(リップルズ)をご採用いただきました。やわらかく波打つ曲面の天井に、水面の波紋のような光のゆらぎが広がります。
本ページでは、この天井で見られる光と素材の表情を、建築家・デザイナー・工務店の皆さまに向けてご紹介します。後半には、天井にRipplesを検討するときの確認ポイントと、製品の標準仕様をまとめました。

淀屋橋の「ライブショーケース」
PLUS DESIGN CROSS 大阪は、大阪市中央区北浜の淀屋橋ゲートタワー11階にある、プラス株式会社様の拠点です。社員が実際に働く様子を見せる「ライブショーケース」と位置づけられています。
2026年10月1日からは、オフィス見学ツアーも始まっています。写真では伝わりにくい光の動きを、実際の空間で確かめられる機会です。見学ツアーの内容やお申し込み方法は、プラス株式会社様の公式ページをご覧ください。

視線を上へ導く天井
オフィスの設計では、床・壁・家具に意識が向きがちです。天井は設備や点検の制約が多く、目立たせない納め方が選ばれる場面も少なくありません。
この空間では、ゆるやかな曲線を描く大きな造形が頭上に広がり、その表面で光が揺らぎます。直線で構成されることの多いオフィスの中で、見る人の視線は自然と上へ向かいます。天井が、空間の印象を大きく左右している事例です。
この天井で、Ripplesはどう使われたか
設計の検討に役立つよう、採用の概要をまとめました。
| 採用部位 | 天井装飾 |
|---|---|
| 天井の形状と納め方 | 複合カットパネル型 |

ミステリアスミラー® Ripples ― 光を「波紋」に変える金属
水面のように揺らぐ映り込み
「Ripples」は、英語で「さざ波」「波紋」を意味します。その名の通り、この素材が映すのは、固く静止した鏡像ではありません。周囲の光や色、人の動きをやわらかく受け止め、水面のようにゆらぎながら返す金属の表面です。
同じパネルでも、見る位置や照明の当たり方によって、表情が大きく変わります。
空間に「動き」の気配を持ち込む
建築の素材は、多くの場合「静」の存在です。Ripplesは実際には動いていませんが、光の変化と見る人の移動によって、表面が呼吸しているように見えます。この「静止した動き」が、空間に奥行きと余韻を加えます。
曲線を含む天井で使うときの考え方
この事例では、波打つような天井の造形と、波紋を思わせる表面表現が重なり、形と素材が一体になった印象が生まれています。
この天井には、複合カットパネル型を採用しています。円形などの自由形状も、カットパネルで対応できます。曲線を含む天井で使う場合は、形状に合わせたパネルの割付や下地の考え方を、設計の早い段階でご相談ください。
ミステリアスミラー® Ripples 製品の標準仕様
以下は製品の標準仕様です。本事例で採用した仕様とは異なる場合があります。
| 製品名 | ミステリアスミラー® Ripples(MAKO®) |
|---|---|
| 材料 | ステンレス鋼 SUS304 |
| 表面 | 3D mirror finish |
| 厚み | 0.6mm+裏板補強材 |
| パネル最大サイズ | 1100mm×2300mm |
| 適した部位 | 壁面・天井(円形などの自由形状はカットパネルで対応) |
| ご注文 | 1枚から承ります。特注サイズもご相談ください |
天井の納まり、パネル構造、カタログはミステリアスミラー® Ripplesの製品ページでご覧いただけます。

天井にRipplesを検討するときの4つの確認ポイント
この事例から、設計の検討に使える視点を4つにまとめました。
- 天井を「余白」ではなく「主役」として扱うか。視線が集まる天井に素材の表情を持たせると、空間の印象が大きく変わります。
- 照明計画と素材選定を同時に進める。映り込みは、光源の位置と種類で変わります。照明の条件を決める段階で、サンプルを使って見え方を確かめることをおすすめします。
- 形状と割付を早めに決める。パネルの標準仕様の最大サイズは1100mm×2300mmです。円形などの自由形状は、カットパネルで対応できます。曲線を含む天井では、パネルの大きさと継ぎ目の位置を早い段階で検討しておくと、計画を進めやすくなります。
- 天井材としての条件を確認する。下地、取付方法、防火に関する扱いは、計画の条件によって異なります。製品ページの「天井の納まり」をご確認のうえ、ご不明な点はお問い合わせください。
ホテル、商業施設、ショールーム、エントランスホール。用途は違っても、「光をどう扱うか」という問いは共通です。壁面での採用例として、エントランスにRipplesを採用した事例もあわせてご覧ください。
施設概要
| 施設名 | PLUS DESIGN CROSS 大阪(プラスデザインクロス大阪) |
|---|---|
| 運営 | プラス株式会社様 |
| 所在地 | 大阪市中央区北浜4-1-1 淀屋橋ゲートタワー11階(淀屋橋駅直結) |
| 開設 | 2026年8月27日 |
| 床面積 | 約1,063㎡ |
| 採用箇所 | 天井装飾 |
| 採用製品 | ミステリアスミラー® Ripples |
| 設計・施工 | プラス株式会社様 |
※ 見学ツアーの内容・お申し込み方法は、プラス株式会社様の公式情報をご確認ください。

むすびに ― 見上げたくなる天井を
オフィスは、一日の多くの時間を過ごす場所です。そこに見上げたくなる天井があることは、働く人にとっても、訪れる人にとっても、ひとつの価値になると私たちは考えています。
ご採用いただき、設計・施工を手がけられたプラス株式会社様に、心より感謝申し上げます。
私たち東洋ステンレス研磨工業は、MAKO®ブランドを通じて金属の表面に宿る表情を磨き、建築とデザインの新しい可能性をひらいてまいります。
サンプルのご請求・採用のご相談
Ripplesの光の表情と質感を、ぜひお手元でお確かめください。天井への納まりや割付、特注サイズのご相談も承ります。