本記事は、2018年当時に進めていた意匠金属ショールーム整備の記録です。小型サンプルだけでは伝わりにくい金属の反射、研磨目、3D形状、大判パネルの見え方を、実物サイズで確認できる展示環境を目指した計画を紹介します。
01ショールーム整備の背景
当時、意匠金属は200mm×200mm、A4、100mm×100mmなどのサンプルで確認いただくことが多く、広い面積で見たときの反射や模様の連続性を伝えるには限界がありました。そこで、本社工場隣接地に大型パネルを展示できるショールームを整備する計画を進めました。




02大判で確認する理由
意匠金属は、同じ仕上げでも面積、照明、見る距離、角度によって印象が変わります。特に鏡面加工、ヘアライン、バイブレーション研磨、3Dパネルは、大判で確認することで空間に入ったときの見え方を把握しやすくなります。
03展示予定だった意匠金属
東京デザイナーズウィーク2014、BAMBOO EXPO 9・10で製作した大型パネルオブジェクトを中心に展示する計画でした。また、「人とクルマのテクノロジー展 名古屋」で展示した軽量極薄板のステンレス・チタン意匠も対象としていました。
BAMBOO EXPO 10の展示記録では、壁・床・天井に分けた当時の展示内容を確認できます。
04想定していた利用分野
| 分野 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 建築内外装 | 大判パネル、目地、反射、耐久性 |
| インテリア | 質感、照明との相性、指紋・清掃性 |
| 機器部品 | 加工性、表面仕上げ、寸法 |
| 車載・デザイン素材 | 軽量薄板、意匠性、素材比較 |
パネル構造は意匠金属パネルの構造と取付、素材比較はステンレス・チタン外壁パネルの比較も参考になります。
05現在の関連ページ
この記事は2018年時点の整備計画を残すアーカイブです。現在の展示・サンプル確認についてはショールーム・サンプルステーションをご覧ください。大阪の案内はMAKO大阪サンプルステーションへの行き方でも紹介しています。
06FAQ
なぜ小さなサンプルだけでなく大判展示が必要ですか?
金属表面は面積や照明、見る距離によって反射や模様の印象が変わるため、大判での確認が設計判断に役立ちます。
この記事は現在のショールーム情報ですか?
いいえ。2018年当時の整備計画を記録したアーカイブです。現在の情報はショールームページをご確認ください。
07まとめ
ショールーム整備の目的は、意匠金属を小さなサンプルではなく、実際の空間に近いスケールで確認できる環境をつくることでした。この考え方は現在のサンプルステーションや技術提案にもつながっています。