チタンラグは、純チタンに意匠研磨を施し、シルバー・ゴールド・シャンパンゴールドで展開する意匠パネルです。チタンの軽さと耐食性に、細かな反射を加えることで、外壁・内装・サイン・伝統建築などへ展開できます。本記事では元記事の採用事例と構造を整理します。
01チタンラグとは
チタンラグは純チタンを基材とし、細かな意匠研磨で光を散らす表面仕上げです。近距離では研磨の粒立ちが見え、離れると白銀色の面として感じやすいのが特徴です。
チタン全体の特徴はデザインチタンとは?で解説しています。
02シルバー・ゴールド・シャンパンゴールド
| 色 | 表現 | 加工の考え方 |
|---|---|---|
| シルバー | 純チタンの白銀色と研磨反射 | 素材色を活かす |
| ゴールド | 金色の金属光沢 | PVD等の表面処理を組み合わせる |
| シャンパンゴールド | 淡く落ち着いた金色 | 色味と下地反射のバランスを調整 |
シャンパンゴールドはシャンパンゴールドチタンも参考になります。
03軽量性と耐食性を建築に活かす
チタンはステンレスより低密度で、薄板でも高い耐食性を活かせます。沿岸や温泉など腐食条件が厳しい場所では、環境・異種金属接触・裏面排水を含めて仕様を決める必要があります。
温泉環境の比較試験は温泉腐食に強いチタンを参照してください。
04コンポジット構造と採用事例
元記事では、チタン薄板をステンレスや耐食性鋼板などの背面材と組み合わせるコンポジット構造を紹介しています。これにより、意匠面はチタンとしつつ、平面性や固定方法を背面構造で補えます。
採用例として、永正寺の集合墓壁面装飾、北九州市科学館スペースLABOなどが紹介されています。事例では設計条件に応じて背面材を変えています。
05用途別の選び方
| 用途 | 重視点 |
|---|---|
| 外壁 | 耐食性、固定、熱伸縮、異種金属接触 |
| 内装壁 | 反射、色、目地、照明 |
| サイン | 軽量性、文字・切断、下地 |
| 伝統建築 | 木・石との色調、取付、周辺素材との調和 |
薄板パネル構造はステンレスパネルの作り方も参考になります。
06FAQ・まとめ
チタンラグは塗装ですか?
シルバーは純チタンの素材色と研磨を活かします。ゴールド系はPVDなどの表面処理と意匠研磨を組み合わせる仕様があります。
屋外で使えますか?
チタンは高い耐食性を持ちますが、固定方法・異種金属接触・裏面環境まで含めた設計が必要です。
大きなパネルにできますか?
薄板単体ではなく、背面補強やコンポジット構造を組み合わせて平面性と強度を確保します。
チタンラグは、純チタンの軽さ・耐食性と意匠研磨による細かな反射を組み合わせたパネルです。色、構造、環境、照明を同時に検討することで、内外装へ展開しやすくなります。
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