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【抗菌性デザイニングステンレス】のご提案

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現在猛威を振るっている新型コロナウィルスや数年前に猛威を振るった0-157、

いつも時代にも前触れもなく襲い掛かってくる菌やウィルス。次々と新種のウイルスや菌が襲ってきています。

そんな時代ですから、未知のウイルスや菌へ少しでも対抗するために、【抗菌性デザイニングステンレス】を御提案します。

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ウイルスや菌に対抗する【抗菌性デザイニングステンレス】

ステンレス鋼はの中に、抗菌性のある銅を一定量加し、抗菌性を高めています。

イメージはこのような感じです。

出:日鉄ステンレス株式会社様

※抗菌性ステンレスの詳細は、日鉄ステンレス株式会社様HPをご覧ください。

では、次の項目よりこのような抗菌性ステンレスを意匠デザイン的に使用する事はできるかという事をご説明します。

 

デザイン性と機能性を併せ持つ「抗菌性ステンレス」

抗菌性が必要な用途や場所は、キッチンの天板や飲食店カウンター、テーブル、調理機器の外装、

病院などの内装等、様々なところでの必要性が高まっています。

抗菌性ステンレスも他のステンレス同様に意匠加工でデザイン性と機能を高めることが出来るのです。

抗菌性ステンレスを母材に製造した、機能性デザイニングステンレス(左:梅枝 K 右:粉雪MD K)

 

抗菌性ステンレスの加工について

では、この抗菌性ステンレスは加工できるのかというご質問ですが、

汎用のSUS304と同様に切り曲げ切断・溶接が可能です。

粉雪MD K(定尺板材)をレーザー加工で外周切断し、ベンダーで曲げ加工後に角をTig溶接。

そして、最終的に溶接修正研磨を行っています。

 

抗菌性ステンレスと汎用ステンレス鋼(SUS304)との違い

では、外観上、汎用ステンレス鋼(SUS304)との違いはあるかという点ですが、

上が抗菌性デザイニングステンレス 梅枝 K

下が汎用SUS304デザイニングステンレス 梅枝

 

上が抗菌性デザイニングステンレス 粉雪MD K

下が汎用SUS304デザイニングステンレス 粉雪MD

 

このようにほとんど差がありません。

つまり抗菌性が必要ない部分は汎用ステンレスで製作し、抗菌性が必要な箇所に抗菌性デザイニングステンレスを

使用しても外観上大きな差が出るものではありません

 

また、抗菌性のある材料はすべて同じですが、表面に抗菌性のある物質が出ていないとその効果は発揮されません。

抗菌性デザイニングステンレスも同様で銅の部分が析出していないと効果が出ないのです。

従いまして、表面に、チリや汚れが付着しましたら、除菌も兼ねエタノールでの清掃をお願いしています。

市販の消毒用エタノールで十分ですので、拭き上げてください。

 

抗菌性ステンレスの良い点とは

抗菌性ステンレス鋼の良いところは、樹脂と違い耐候性劣化や湿熱劣化などの劣化がないことです。

また、耐摩耗性も機能性研磨加工で高めておりますので、欠けたり削れたりすることはほとんどありません。

なんどもエタノールで洗浄し続けても十分耐久性がございます。

 

安全安心なステンレス鋼で長期耐久性があり抗菌性と意匠デザイン性を兼ね備えた【抗菌性デザイニングステンレス】を、

皆様の安全安心につながる用途へ展開して頂ければ幸いです。

 

サンプルは準備しておりますのでお気軽にご依頼ください。

よろしくお願いいたします。

 

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