BAMBOO EXPO 2025への出展内容を、展示コンセプトと3つの主要作品から振り返る記録です。東洋ステンレス研磨工業の意匠金属ブランドMAKOが、原初の削り―ルミナボルテ、焔天目チタン、ミステリアスミラー®×粉雪の什器を通して、研磨・チタン発色・3D鏡面という技術を紹介します。
01BAMBOO EXPO 2025の開催概要
2025年12月11日(木)〜12日(金)、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催されたBAMBOO EXPO 24に出展しました。空間デザイナー、建築家、メーカー、施主など、空間づくりに関わる人がつながる場として開催されたイベントです。

02展示コンセプトは「原初の輝き」
私たちは「金属の表情をデザインする」という考え方のもと、研磨や表面処理によって金属の光、奥行き、色、反射の変化を意匠へ変換してきました。2025年の展示では「原初の輝き」を掲げ、研磨技術と感性を組み合わせた新しい意匠金属を紹介しました。
ステンレスの表面仕上げ全体を知りたい場合は、ステンレス表面仕上げの種類・特徴・用途もあわせてご覧ください。
03原初の削り―ルミナボルテ
ルミナボルテは、深い研磨筋と光の流れを意匠として見せるステンレス表面です。見る角度によって筋目の存在感や反射の強さが変化し、平面でありながら動きを感じさせる表情を狙っています。

原初の削り®と省資源化ステンレスを組み合わせた別の展開は、原初の削りと省資源化ステンレスの意匠パネルで詳しく紹介しています。
04焔天目チタン
焔天目チタンは、チタン表面の酸化皮膜による光の干渉色を意匠に生かしたパネルです。光の角度や強さによって見える色が変化し、チタン特有の色彩表現を建築・アート・家具へ展開することを目指しています。

焔天目チタン®のコンセプトは、焔天目チタン®の技術記事で詳しく解説しています。チタン全体の特徴や加工についてはデザインチタンとは、厳しい環境での耐食性については温泉腐食に強いチタンも参考になります。
05ミステリアスミラー®×粉雪の什器
東洋ステンレス研磨工業が展開するミステリアスミラー®の鏡面表現と、粉雪の意匠面を組み合わせた什器シリーズも展示しました。鏡面の映り込みとマットな表面の差を一つの構成で見せることで、光と影、実像と虚像のコントラストを空間の中に生み出します。

3D鏡面パネルの基本はミステリアスミラー®の意匠、鏡面加工そのものはステンレス鏡面加工とはで解説しています。
063つの展示は「光の扱い方」が異なる
| 展示 | 主な素材・技術 | 見え方の特徴 |
|---|---|---|
| ルミナボルテ | ステンレス・意匠研磨 | 研磨筋による流れと奥行き |
| 焔天目チタン | チタン・酸化皮膜 | 干渉色による色彩変化 |
| ミステリアスミラー®×粉雪 | 鏡面・マット意匠 | 映り込みと拡散反射の対比 |
同じ金属でも、研磨方向、表面粗さ、酸化皮膜、立体形状を変えることで、光の見え方は大きく変化します。設計時には素材名だけでなく、空間内の照明や見る距離まで含めて仕上げを比較することが重要です。
07関連するMAKOの技術情報
今回の展示内容は、単独の作品ではなく、これまで蓄積してきた研磨・鏡面・チタン加工・パネル構造の技術につながっています。
08FAQ・まとめ
BAMBOO EXPO 2025では何を展示しましたか?
主に「原初の削り―ルミナボルテ」「焔天目チタン」「ミステリアスミラー®×粉雪の什器」を展示しました。それぞれ研磨、チタン発色、鏡面とマットの組み合わせという異なる方法で金属の表情を提案しています。
展示品と同じ仕上げを建築や什器に検討できますか?
用途やサイズ、素材、納まりによって検討条件が変わります。具体的な採用を考える場合は、関連する技術記事と実物サンプルを確認しながら仕様を決めるのが適しています。
鏡面とチタン発色は同じ見え方ですか?
同じではありません。鏡面は周囲の像や光を強く反射する表現で、チタン発色は酸化皮膜による干渉色が中心です。求める空間表現に応じて使い分けます。
まとめ
BAMBOO EXPO 2025では、研磨の筋目、チタンの干渉色、鏡面とマットの対比という3つの方向から、金属の光をデザインする提案を行いました。展示記録を技術情報への入口として活用し、実際の設計では素材・仕上げ・照明・構造を合わせて検討することが重要です。
意匠金属のサンプル、加工可否、仕様検討についてはMAKOへご相談ください。