チタンは軽量・高強度・高耐食性を生かし、建築、航空、機械、意匠材など幅広い分野で使われる金属です。一方、自然界に存在するチタン成分を、加工できる金属チタンとして取り出すまでには多くの工程が必要です。本記事では「チタン創世記」の映像を入口に、チタンが材料として使われるまでの考え方と、MAKOで扱う意匠チタンへのつながりを紹介します。
01チタン創世記とは
「チタン創世記」は、チタンが長い時間を経て材料として活躍するまでのイメージを分かりやすく映像化したコンテンツです。専門的な製錬工程を細部まで説明するものではなく、チタンという素材を知る入口として制作した映像です。
02チタンが使われるまで
チタンは自然界に存在する成分を、そのまま板やパイプとして使えるわけではありません。原料から金属チタンを取り出し、溶解・圧延などを経て、板材や棒材などの加工可能な材料になります。この製造工程の複雑さが、チタンが比較的新しい実用金属として発展してきた背景の一つです。
材料として届いた後は、用途に応じて切断・曲げ・溶接・研磨などのチタン加工を行います。
03チタンの特徴
| 特徴 | 設計で生かされる点 |
|---|---|
| 軽量 | 大型パネルや屋根などで重量負担を抑えやすい |
| 高強度 | 薄板化と組み合わせやすい |
| 高耐食性 | 海沿い・温泉など厳しい環境の候補になる |
| 独特の表面 | 研磨・発色・IP処理で意匠展開できる |
04純チタンと加工
MAKOの建築・意匠用途では、純チタンを使った加工例があります。純チタンは切断、曲げ、溶接、研磨、パネル化などの工程を組み合わせ、屋根・壁・天井・サイン・アートワークなどへ展開できます。
加工の詳細はチタンの意匠デザイン加工とデザインチタンの特徴をご覧ください。
05意匠チタンへの展開
素材としてのチタンは銀色系の金属ですが、研磨による光沢やテクスチャー、酸化皮膜による色の変化、IP Goldなどの表面処理によって多様な表情をつくれます。
IP Goldの耐食・密着試験はIP Goldチタンの技術記事、変色とメンテナンスはチタンの変色で整理しています。
06関連する技術情報
07FAQ
チタンはそのまま自然界から取り出せますか?
自然界のチタン成分は、製錬や溶解・圧延などの工程を経て、加工できる金属材料になります。
チタンは建築にも使えますか?
屋根、壁、天井、サイン、パネルなどで使用例があり、耐食性や軽さ、意匠性を生かして選定されます。
動画は製造工程を完全に再現していますか?
いいえ。素材の誕生と活躍を分かりやすく伝えるため、工程を簡素化してイメージ化した映像です。
08まとめ
チタンは、原料から金属材料になるまでの工程を経て、切断・曲げ・溶接・研磨などの加工が可能になります。「チタン創世記」はその素材の背景を知る入口です。特性、加工、耐食性、意匠表現を個別の技術記事と合わせて確認すると、チタンを使う理由がより明確になります。

