3Dステンレス意匠パネルをカスタマイズする方法|柄・スケール・小ロット設計

3Dステンレス意匠パネルは、既製柄を選ぶだけでなく、柄の大きさ、密度、反射、パネル構造を調整して空間へ合わせることができます。本記事では、ミステリアスミラー® Ripplesの柄スケールを調整した事例を軸に、試作から承認・量産へ進む考え方を整理します。

013D意匠パネルでカスタマイズできる要素

要素 調整内容 確認点
既存柄・新規パターン 連続性・方向性
スケール 拡大・縮小・密度 見る距離・照明
素材 鋼種・板厚 環境・重量
構造 切り板・曲げ・複合 平面性・取付

02大掛かりな金型を使わない設計自由度

元記事では、ミステリアスミラー®の特徴として、大型専用金型に依存せずテクスチャーを調整できる点を紹介しています。これにより、柄スケールを変えた試作や少量の検証を行いやすくなります。

ただし、変更幅やパネル寸法によって加工条件は異なるため、すべての意匠が同じ条件で製作できるわけではありません。

03Ripples特注仕様の考え方

元記事の事例では、標準のRipplesパターンを縮小し、より細かな水面表現へ調整しています。採用先は第2名古屋三交ビルで、公共エントランスとオフィスフロアをつなぐ壁面に、3種類の特注仕様が使われたと記録されています。

水面表現全体はミステリアスミラー®の意匠で確認できます。

04試作で確認するポイント

  1. 見る距離に対する柄サイズ
  2. 照明角度と反射の動き
  3. 隣接パネルとの柄のつながり
  4. 目地・端部・取付構造
  5. 量産時の許容差

3Dパネルの取付構造は3D意匠ステンレスパネルの取付構造、天井は3D意匠ステンレス天井FAQを参照してください。

05小ロットと量産を分けて考える

1枚の試作と、複数枚を連続施工する量産では、確認事項が異なります。試作では見え方を優先し、量産ではロット差、方向管理、梱包、現場割付、交換時の再現性まで整理します。

パネル割付と歩留まりは金属パネルの割り付け設計が参考になります。

06FAQ・まとめ

既存柄の大きさだけ変えられますか?

元記事ではRipplesの柄スケールを縮小した特注例があります。加工条件は仕様ごとに確認します。

1枚だけ試作できますか?

小ロット・試作を前提に検討できるのが特徴ですが、サイズ・素材・加工内容で可否が変わります。

柄だけ決めれば発注できますか?

パネル構造、目地、取付、方向管理まで含めて仕様を確定する必要があります。

3D意匠パネルのカスタマイズは、柄だけでなく、見る距離・照明・構造・割付を同時に設計することで完成度が上がります。

資料元記事の画像記録






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