3D水面ステンレスパネルは、パネル自体の凹凸だけでなく、光を受けて周囲へ反射することで空間表現が変化します。元記事ではRipples、Jeux d’eau、水明の3種類を、自然光とLED照明で比較しています。本記事では各柄の反射傾向と照明設計のポイントを整理します。
013種類の水面ステンレスパネル
| シリーズ | 意匠の方向性 | 光の見え方 |
|---|---|---|
| Ripples | 大きなうねり | 広がる水面状の反射 |
| Jeux d’eau | さざ波・動き | 比較的大きな波状反射 |
| 水明 | 静かな湖面 | 大きな面でうねる反射 |
各名称は元記事の表現に基づきます。実際の見え方はパネル寸法・向き・照明条件で変わります。
02自然光で変化する反射
太陽光は時間帯と季節で入射角が変わるため、同じパネルでも朝・昼・夕方で反射位置が移動します。元記事では、晴天時だけ現れる光のさざ波や、特定時刻に現れる反射を空間演出へ使うアイデアを紹介しています。
自然光を狙う場合は、方位、窓位置、季節、周辺建物の影まで含めてシミュレーション・モックアップ確認を行います。
03LED照明での比較
元記事では暗室で100V・115WのLED光源を用い、3種のパネル反射を比較しています。Ripplesは床面へ広がる反射、Jeux d’eauは大きめのさざ波、水明はより広い範囲にうねりが現れると記録されています。
この結果は当時の光源・距離・角度によるもので、照度や光束の一般性能を示すものではありません。
04光源を動かすと反射も動く
3Dパネルを固定したまま光源位置を変えると、反射の帯や波が移動して見えます。調光・照明演出を組み合わせる場合は、眩しさ、映り込み、周囲の人の視線高さも確認します。
ミステリアスミラー®の意匠全体はミステリアスミラー®の意匠で紹介しています。
05壁・天井で照明計画するポイント
- パネル方向を決める
- 光源位置と照射角度を決める
- 主な観察位置を決める
- 床・壁への反射位置を確認する
- 目地や隣接パネルで反射が切れないか確認する
- 実寸モックアップで眩しさと動きを確認する
3D天井の構造は3D意匠ステンレス天井FAQ、取付は3D意匠ステンレスパネルの取付構造を参照してください。
06FAQ・まとめ
同じパネルならどの照明でも同じ反射になりますか?
なりません。光源の大きさ、距離、角度、色温度、パネル方向で反射は変わります。
自然光だけでも演出できますか?
可能ですが、時間帯・季節・天候で変化するため、その変動を前提に設計します。
照明計画は小さなサンプルで確認できますか?
質感確認には有効ですが、反射の広がりは面積と距離に依存するため、実寸に近いモックアップが有効です。
3D水面ステンレスは、パネルと照明を別々に選ぶのではなく、一つの反射システムとして設計することが重要です。柄、向き、光源、観察位置を同時に決めると狙った光の動きをつくりやすくなります。
資料元記事の画像記録










