金属ウォールアートは、ステンレスやチタンの研磨、反射、3D表現、ゴールド系表面などを生かし、壁面そのものへ素材感を与えるアートパネルです。本記事では、MAKOの代表的なウォールアート、素材と仕上げの違い、背面の引掛け構造、選定・設置時のポイントを整理します。
01金属ウォールアートとは

絵画や写真の代わりに、金属そのものの反射・色・研磨目・凹凸を壁面アートとして見せる考え方です。見る人、照明、周囲の空間が映り込むため、固定された図柄だけでなく、環境によって表情が変わることが特徴です。
意匠金属の基礎はステンレス表面仕上げ、パネルとしての構造は意匠金属パネルの構造が参考になります。
02デザイニングステンレスのウォールアート
ステンレスでは、水面のような反射、研磨による方向性、ランダムな光沢など、表面加工の違いをそのままアート表現にできます。
ミステリアスミラー® ジュ・ドー

ミステリアスミラー® 水明

アートグラインディング「焔」

このほか、HW-PT-1や太宰府由来の「梅枝」など、研磨柄を壁面アートへ展開できます。


03デザイニングチタンとゴールドウォールアート
チタンは軽量・高耐食という素材特性に加え、研磨やPVD系のゴールド表現を組み合わせられます。既存記事では、ヘキサゴンチタンとシワパネル®をウォールアートへ展開しています。
ゴールドヘキサゴンチタン

シワパネル®

ゴールド系チタンの技術背景はIP Goldチタン、色調の選択肢はシャンパンゴールドチタンも参考になります。
04ゴールドステンレスのウォールアート
ステンレスの高い反射性へゴールド系の表面処理を組み合わせると、周囲を映し込みながら色を持つアート表現になります。既存記事ではミステリアスミラー®のゴールド表現を紹介しています。

05素材・仕上げの選び方
| 方向性 | 素材・仕上げ例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 水面・反射 | ミステリアスミラー® | 周囲を揺らぎながら映し込む |
| 研磨アート | 焔・梅枝 | 研磨方向で明暗・柄を表現 |
| 立体感 | ヘキサゴン・シワパネル® | 凹凸と陰影を利用 |
| ゴールド | チタン・ステンレス+PVD系 | 素材感を残しながら色を加える |
屋外や水回りでは意匠だけでなく、金属の耐食性、清掃方法、周囲材料との組み合わせも確認します。
06ウォールアートの背面構造と取付方法
既存記事で紹介している標準的な方法は、壁側へ引掛け金具を設け、ウォールアート背面のバーを掛けて位置を合わせる構造です。実際の取付方法は重量、サイズ、壁下地、地震対策、落下防止条件に応じて設計します。



金属パネルの基本構造はステンレスパネルの作り方、壁・天井の選定は意匠金属パネルの選定と取付も参考になります。
07サイズ・形状・配置をカスタムする
ウォールアートは四角形に限定されず、設置空間に合わせた自由形状、複数枚構成、仕上げの組み合わせなどを検討できます。重要なのは、正面からの見え方だけでなく、照明、視線方向、周囲の色、壁面の強度まで含めて設計することです。
大型化する場合は重量と背面補強、分割、目地、搬入条件も確認します。カスタム意匠の進め方はカスタム意匠金属とは?、割り付けは金属パネルの割り付け設計で解説しています。
08FAQ・まとめ
ウォールアートは1点物で作れますか?
寸法・仕上げ・構造によりますが、カスタム製作を前提とした検討が可能です。サンプルで表面を決めてから実寸へ展開すると確認しやすくなります。
チタンとステンレスはどう選びますか?
重量、耐食性、色調、反射、予算、設置環境から選びます。ゴールドや屋外用途では表面処理と母材を一体で検討します。
取付金具は壁の種類を問わず同じですか?
同じではありません。壁下地、重量、サイズ、落下防止条件に合わせて固定方法を設計する必要があります。
関連情報としてFMDS、採用サイト、TOP MaCoat、MAKO Galleryもあります。

